SESバックオフィス業務の複雑性への対応
SES・客先常駐ビジネスでは、エンジニアや常駐先ごとに所定労働時間、始業・終業時刻、休憩時間、フレックスタイムの有無などが多岐にわたります。加えて、日次、週次、休日、深夜の残業を切り分け、固定残業時間を考慮した割増賃金の正確な計算、有給休暇の付与・取得状況の管理、交通費や出張費の精算、クライアントへの請求書発行、そして給与計算のための社労士へのデータ連携といった業務が常時発生します。
これらの業務は、多くの企業でExcelや手作業、担当者の経験と知識に依存しており、担当者の交代によって業務が滞ったり、計算ミスが給与や請求に直接影響したりするリスクがありました。「L-SHIFT」は、このようなSES特有の複雑で煩雑なバックオフィス業務を、仕組みとして誰もが円滑に遂行できる状態に変えるために開発されました。

「L-SHIFT」で実現できること
「L-SHIFT」は、バックオフィスに分散していた様々な業務を一つのプラットフォームに集約します。
-
勤怠・残業管理
-
常駐先ごとに所定労働時間、始業・終業時刻、休憩、フレックスタイムを設定できます。
-
日々の勤怠入力から、日次、週次、休日、深夜の残業時間を自動で分類し、固定残業(20時間・40時間)控除後の割増賃金まで自動で算出します。
-
複数現場勤務日や月をまたぐ調整にも対応しています。
-
-
有給管理
- 有給休暇の付与日数と残日数を自動で管理し、自動付与と取得状況のアラート機能により、法定の有給取得義務への対応漏れを防ぎます。
-
経費・交通費・出張費の精算
-
申請から承認、差し戻しまでの一連の流れをオンラインで完結できます。
-
申請提出時には、Larkやメールで担当者へ自動通知されます。
-
-
請求書発行
-
請求書の自動生成に加え、個別・一括送付、請求状況の管理に対応しています。
-
PDF形式での出力も可能です。
-
-
労務・福利厚生・契約
- 資格申請、福利厚生(ジム、健康診断、予防接種、各種手当、学習支援など)の申請、契約管理、遅延証明書の管理まで広範な業務をカバーします。
-
社労士連携
- 勤怠データを社労士向けの形式で出力できるため、給与計算へのデータ受け渡しがスムーズに行えます。
「L-SHIFT」の主な特徴
「L-SHIFT」は、SES・常駐企業の実務に特化した設計が第一の特徴です。汎用的な勤怠システムでは対応が難しい「常駐先ごとに勤務ルールが異なる」という点を前提に構築されています。次に、複雑な割増賃金計算の自動化が挙げられます。これにより、担当者の手計算やExcelに頼りがちだった部分をシステムに置き換え、属人化と計算ミスの削減に貢献します。
さらに、エンジニア、営業、バックオフィス、社労士、管理者、部門リーダー、経理、閲覧といった役割ごとに、必要な画面と操作のみを提供するアクセス制御機能も備わっています。加えて、社内SNSやメールによるリアルタイムアラート、そしてアプリ内AIアシスタント「L-SHIFT AI」が、申請漏れや操作の疑問解消をサポートします。
「L-FORCE」との連携でSES企業の運営を両輪で支援
LEGAREAは既に、SES営業における提案・面談・バッティング管理を可視化するツール「L-FORCE」を提供しています。今回の「L-SHIFT」は、その対をなす「労務・バックオフィス」を担う製品です。営業と労務の両面から、SES企業の運営をデータに基づいて回せる組織へと変革していくことを目指しています。
今後の展望
LEGAREAは、自社のSES運営で培った実務的な知見を基に、属人化しがちなSESのバックオフィス業務を誰もが円滑に遂行できる仕組みへと変えるべく、「L-SHIFT」の提供を進めてまいります。
関連リンク
- L-SHIFT公式ウェブサイト: https://legarea-l-shift.jp/




コメント