開発背景
製造業においてスキルデータは、従業員の技術力やものづくり力に直結し、企業の競争力の源となります。Skillnoteはこれまで300社の製造業とともにスキルデータの一元化と可視化を進め、新人育成、技術伝承、人材配置、監査対応、人的資本開示など、活用の範囲を広げてきました。
しかし、スキルは教育や経験、異動、工程の変更、資格の有効期限などによって常に変化します。用途や利用者が増えるにつれて、データの更新、育成計画の立案、管理職による評価のばらつき、組織変更に伴うスキルマップの見直しといった負担が生じる実情が見えてきました。
政府も「人工知能基本計画(第Ⅱ期)」(https://www8.cao.go.jp/cstp/ai/ai_plan/ai_plan.html)において、特定の産業や業務に特化した「バーティカルAI」の推進を掲げ、現場に蓄積された暗黙知のデータ化を課題としています。Skillnoteエージェントには、スキル体系の設計粒度や、業務経験・教育記録からスキルレベルを判断するなどの、300社の支援で培われた知見やノウハウが組み込まれています。この基準を備えている点が、汎用の生成AIとの違いです。
「Skillnoteエージェント」の概要
「Skillnoteエージェント」は、Skillnote上に蓄積されたスキル・資格・教育記録・業務経験などのスキルデータを横断的に理解し、自然言語での質問への回答や業務を直接支援するAIです。回答の根拠となるのは、自社内に蓄積されたスキルデータと、Skillnoteが培ってきたスキルマネジメントのノウハウです。参照される顧客データは自社内のスキルデータのみであり、権限の範囲を超えた情報は表示されません。「このメンバーの力量の伸びは」「うちの部署の課題は」といった問いかけに対し、必要なデータを探して集計する手間なく、その場で答えが得られるようになります。

「Skillnoteエージェント」サービスサイト:https://skillnote.jp/ai-agent/
「Skillnoteエージェント」によって支援する主な業務
スキルデータの活用|スキル体系の見直しから、人や組織課題の抽出をサポート
スキルデータが蓄積されているものの、集計や分析に時間がかかる、あるいはスキル体系を見直したいが何から手をつければよいかわからないといった場面を支援します。

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Skillnoteが300社の導入企業とともに培ってきたスキル管理のノウハウを活用し、スキル体系の作成を自社で進めることが可能です。
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必要なデータを探して集計する手間を削減し、次に確認すべきことや取るべき対応を整理します。
人材検索|必要なスキルや経験を持つ人材をすばやく発見
欠員対応や新規プロジェクトの立ち上げ時に、適任者探しに時間がかかる、または人材探しが上長の記憶や経験に偏り、候補者を十分に見つけられないといった課題に対応します。

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求めるスキルや資格、業務経験を文章で入力すると、条件に合う候補者を提案します。
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上長の記憶や経験だけに頼らず、データに基づいて人材を探せるようになります。
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探索にかかっていた時間が減り、緊急対応や新規プロジェクトへの人材配置が早くなります。
(※本機能は、2025年4月に提供を開始した「人材サーチAI」を、「Skillnoteエージェント」に統合したものです。)
「Skillnoteエージェント」の今後の展開
Skillnoteは今後、スキル管理の運用工数が特に集中する育成計画の立案と評価の場面をはじめ、「Skillnoteエージェント」の対応範囲を広げていく予定です。
育成計画の作成|AIがまとめて計画を作成支援
部下が多数いる中で、一人ひとりの育成計画を個別に作る時間が足りない、計画の質が担当者の経験によってばらつくといった課題に対し、AIが力量のギャップから育成計画のたたき台を作成し、作成負担と内容のばらつきを抑えることを目指します。
スキル評価|根拠をもとに、スキル評価案を準備
評価対象者が多く、評価のたびに業務経験や関連する記録を個別に確認しなければならない、評価者によって判断に差が生じ、根拠も残りにくいといった課題に対し、AIが業務経験や関連する記録をもとにスキルレベルの評価案を根拠とともに提示し、評価者は確認・修正によって評価を完了できるように支援します。
Skillnote AI室 室長 加藤 裕樹氏のコメント
Skillnote AI室 室長の加藤 裕樹氏は、「製造業の競争力は、設備や図面だけでなく、人の力量に宿っています。ところが力量は目に見えず、誰に任せるかを決めた理由も記録には残りません。熟練者の退職とともに、それらが現場から消えていく。その光景を何度も見てきました。」と述べています。
さらに、「『Skillnoteエージェント』は、蓄積されたスキルデータを製造現場の文脈で読み解き、根拠とともに案を示します。決めるのは、現場の人です。その積み重ねが、これまで頭の中にしかなかった判断の理由を、データとして残していきます。これは、Skillnoteが目指す『スキルデータインフラ』への一歩です。経営から現場、そして一人ひとりに至るまで、意思決定をスキルデータが支える。そうした基盤を、お客様とともにつくってまいります。」とコメントしています。
「Skillnote スキルマネジメントシステム」について
「Skillnote スキルマネジメントシステム」は、製造業において従来Excelなどで管理されてきたスキルマップ(力量管理表)を一元的に管理・運用できるクラウドサービスです。現場のスキル・教育データがクラウドに登録され、見える化が進むことで、スキルデータを活用した計画的な人材育成・人材配置を実現し、技能伝承、多能工育成、即戦力化といったものづくり企業の人材管理に関する課題解決に貢献します。
株式会社Skillnoteについて
「つくる人が、いきる世界へ」というビジョンのもとに、ものづくりにおける人の成長を科学し、ものづくりに関わる全ての人がいきいきと働く社会の実現を目指しています。
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会社名:株式会社Skillnote
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所在地:東京都港区芝5-29-19 7階
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設立:2016年1月
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資本金:9億2,476万円(資本準備金を含む)
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代表者:山川 隆史
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事業内容:スキルデータの活用で、ものづくりに関わる人と組織の力を引き出す各種クラウドサービスの開発・販売





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