刷新の背景:従来の課題と新たな視点
近年、社員の状態を測定する企業は増加していますが、採用難や人手不足の深刻化に伴い、既存社員の定着と意欲向上への注目が高まっています。しかし、従来のサーベイでは「エンゲージメントスコアは62点でした」といった結果が示されても、それが良い状態なのか、どこから改善すべきなのかが不明確なままでした。
株式会社yellbaが2025年12月に実施した調査によると、回答者の39.7%が「自分の意見や提案が組織の改善につながっている実感がない」と感じており、サーベイに本音を答えない理由の最多は「言っても何も変わらない(徒労感)」(35.0%)でした。このような状況は、点数の高低だけでは社員がその領域に何を期待していたのかが分からず、具体的な改善策に繋がらない構造的な問題があることを示しています。
「EXギャップ・ファインダー」の4つの特徴
刷新された「EXギャップ・ファインダー」は、これらの課題に対応するため、以下の4つの特徴を持っています。
1. 点数だけではなく「期待とのギャップ」で組織の強みと弱みを特定
本サーベイでは、「会社の方向性」「仕事内容・役割」「成長・挑戦」「評価・処遇」など、主要な9つのカテゴリについて、満足度だけでなく「社員がその領域にどれだけ期待しているか」を測定します。これにより、満足度が同じであっても、社員の期待が高い領域と低い領域とでは、その意味合いが全く異なることが明らかになります。
高い期待に応えられている領域は組織の強みとなり、高い期待に届いていない領域は優先的に着手すべき弱みとして特定できます。社員が何に期待しているかを可視化することで、その組織で何が重要視されているのかが明確になります。

2. 15のプロセスに分解し、崩れている「工程」を名指し
課題の所在が「評価への不満が高い」といった抽象的な状態では、具体的な打ち手を決定できません。本サーベイは、入社前から定着支援までの従業員体験を「入社前〜入社時」「オンボーディング」「評価・目標設定」「処遇反映・通知」「成長・キャリア形成」など15のプロセスに分解し、それぞれの充足度をスコア化します。これにより、「どの工程で体験が崩れているか」を具体的に特定し、的確な改善策を講じることが可能になります。

3. 離職リスクを「意向」と「行動」の2軸で捉える
離職リスクを単一の危険度スコアで示すサーベイが多い中、本サーベイでは「気持ちの離れ(意向)」と「実際の動き(行動)」の2軸で捉えます。これにより、「不満は強いが、まだ行動には移していない層」と「すでに転職活動を始めている層」を区別し、それぞれに合った対応が可能になります。声を上げないまま離職意向が高まる「サイレント離職」の予備軍を発見し、限られたリソースを効率的に配分できます。

4. 社員が自社を「人に勧められる状態」かを測る
潜在リファラル活性度として、社員が自社を知人に紹介したいと思える状態にあるかを測定します。この指標は、紹介意向、紹介時の安心感、自社の魅力認知の3つの観点から構成されます。リファラル採用の施策設計に活用できるだけでなく、組織の状態が外部からどう見えるかを示すものでもあります。社員が人に勧められない組織は、採用市場でも選ばれにくいという考えに基づいています。

4つの機能が導く3つの意思決定
これらの4つの機能は一度の調査で得られ、以下の3つの意思決定に活用できます。
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弱みを直す(エンゲージメント向上・離職防止)
期待に届いていない領域が、優先的に改善すべき点となります。どの工程で問題が発生しているかまで分かるため、社員が重視する領域から具体的な対策に着手できます。 -
強みを伝える(採用)
社員が何に期待し、何に満たされているか、つまり「なぜ辞めずに残ってくれているのか」がデータとして明らかになります。これは、求職者に伝えるべき採用メッセージの根拠となり、社内での議論の共通認識としても機能します。 -
組織の状態を、経営の言葉で説明する
期待の分布は、その組織が何を大切にしているかを反映します。人的資本への関心が高まる中、組織の状態を客観的なデータに基づいて経営会議で説明できることは、意思決定の質向上に直結します。
導入企業の声
製造業の事例
「数年間、営業所の社員が定着せず、本当の理由が分かりませんでした。サーベイの結果を見て、社員の本音が把握でき、自身が『社員思いの会社だ』と思っていたのに『もっと社員に寄り添ってほしい』という声があったことに大きなギャップを感じました。管理職向けの報告会では、思ってもみない意見にショックを受ける者もいましたが、『積極的に書いてくれるなら、もっと社内の声を拾おう』という前向きな流れが生まれています。」
人材サービス業の事例
「毎月のパルスサーベイで個人の会社への思いは分かっていましたが、組織全体としてどこに問題があるかが見えませんでした。今回のサーベイでは、入社から定着までのプロセスのどこで社員の体験が崩れているかが明確になり、これまでの調査では見えなかった部分です。『声は上げていないけれど、実は離職意向が高い』というサイレント離職の可能性のある層を発見できたのは、大きな成果です。」
サービス概要
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サービス名: 組織診断サーベイ「EXギャップ・ファインダー」
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主対象: 従業員100名以上の企業・組織
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設問数: 約170問(回答時間は約20分)
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提供物: 全社レポート(A3サマリー/A4詳細)、属性別比較レポート、結果読み解きミーティング(60分)
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料金: BASIC 300,000円(従業員100名まで)+101人目以降は1名あたり850円の従量制/100名未満の組織にはLIGHT 150,000円(いずれも税別)
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提供開始: 2026年9月
調査概要
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調査名: 組織サーベイ実態・意識調査
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調査対象: 全国の就業者
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有効回答数: 463名
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調査時期: 2025年12月
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調査方法: インターネット調査
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調査主体: 株式会社yellba
会社概要
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会社名: 株式会社yellba(イエルバ)
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所在地: 東京都港区赤坂8-5-40 ペガサス青山310
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代表者: 代表取締役 西川 和範
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事業内容: 組織改善クラウド「yellba」の提供、組織診断サーベイ、組織人事コンサルティング
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本件に関するお問い合わせ: contact@yellba.co.jp





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