日本が直面する「AI格差」の解消へ
現在、世界の生成AI導入率は米国で約8割、ドイツで約7割に達していますが、日本は5割弱(IPA「DX動向2025」)に留まっています。特に国内の中小企業では約8割が「導入予定なし」と回答しており、国際的な競争力の低下が懸念されています。技術進化によりシステムのコード生成はAIが高い精度で実行できるようになりつつあり、AIが単なるツールから優秀なアシスタントへと役割を変える中で、エンジニアにはAIを的確に機能させ、使いこなす力が求められています。
エスユーエスは、このような「AI時代におけるエンジニアの条件」の変化に対応するため、顧客向けに提供しているAI研修やAIソリューションのノウハウを基に、新卒研修を刷新しました。
AIをディレクションする「設計力」と「要件定義力」を強化
本研修では、自然言語による指示のみで開発を行うバイブコーディングのカリキュラムが導入され、最新のAI開発ツール「Google Antigravity」を活用した実践的なプログラムが実施されました。主な特長は以下の通りです。
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上流工程(要件定義・設計)へのフォーカス
AIが意図通りに機能するかどうかは、人間のエンジニアが与える指示の精度に依存します。そのため、プログラミング文法の学習に留まらず、システム全体を俯瞰し、要件を正確に言語化する「設計力」と「要件定義力」の強化に重点が置かれました。 -
AIのディレクションスキルの習得
受講者は、AIを優秀なアシスタントに見立て、複雑なタスクを分割して指示を出すワークに取り組みました。「AIにコードを書かせる」ための的確なコミュニケーション能力と、生成されたコードの妥当性を検証するスキルが養われました。
受講生アンケート結果:約9割が上流工程の重要性を実感
研修後に実施された受講生へのアンケート調査では、約9割の受講生が「上流工程の重要性を実感」したと回答しました。定量的な意識の変化とともに、今後の実務への高いモチベーションを示す声が確認されています。

受講生からは、以下のような声が寄せられています。
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「難易度の高い課題ほど、AIに頼り切らず自ら答えを導く判断力が求められます。実務でも、AIの出力を精査し実用水準へ引き上げる添削スキルが不可欠であり、使いこなすため自身スキルを磨く必要性を実感しました。」
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「具体的な時短の手順や、日々の実務における活用のコツを学ぶことができ、非常に有意義な機会となりました。」
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「実際に手を動かすワークを通じて生成AIへの理解が深まり、受講前後のスキル変化を明確に実感できました。今後の業務でより効果的な活用方法を模索する良いきっかけとなっています。」

今後の展望
エスユーエスは今後、基礎的なコーディングスキルの習得に加え、上流工程からプロジェクト全体を捉え、AIをディレクションできる人材の育成をさらに強化していく予定です。社内研修で培われたこの教育モデルを基に、顧客企業の現場においてもAIを効果的に活用し、より付加価値の高い提案と課題解決を担えるエンジニア集団として、日本の産業界の発展を支援してまいります。
エスユーエスは、IT・機械・電気・電子・化学といった分野を中心とした技術系アウトソーシング事業を主軸としています。AR/VR技術の開発やAI教育・ソリューション、ERP分野におけるコンサルティングなども手掛けています。
- 株式会社エスユーエス公式サイト
https://www.sus-g.co.jp/





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