相互RSSサイト様募集中です!詳しくはこちらをクリック

グラミン日本、休眠預金等活用事業の実行団体「ネットワーク会合」を開催し、事業終了後のコミュニティ構築へ

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

会合開催の背景

グラミン日本は、これまで3期にわたる休眠預金等活用事業を通じて全国14の実行団体を支援し、デジタルスキル研修や起業・就労支援など、多様な支援モデルを発展させてきました。これらのノウハウをシングルマザー支援コミュニティ全体の資産とするため、実行団体を軸としたコミュニティ構築を次のステップと位置づけ、今回のネットワーク会合が開催されたものです。

スポンサーリンク

DAY1:課題解決ディスカッションと活動事例共有

会合初日は、事前アンケートで各団体から挙げられた課題(自主事業・BPO業務委託、実務研修・OJT機会の確保、外部連携、行政委託・補助金活用など)をもとに、「プログラム運営」「組織基盤・組織体制」「事業継続・出口戦略」の3つのテーブルに分かれ、ワールドカフェ形式で活発な議論が行われました。

続くセッションでは、グラミン日本 理事の中川氏より、支援の基本設計「入り口(多様な背景を持つ女性たち)→リスキリング→出口(就職・BPO・起業等)→目指す姿(自立と循環)」が紹介されました。企業への訴求を「シングルマザー支援」から「インパクト雇用」(潜在的能力を持ちながら一般的な採用方法では機会が限定される層への雇用機会創出)へと転換したことによる、企業側の反応の変化についても共有されています。

また、グラミン日本 BPO事業メンバーの上村あかね氏が当事者スピーチに登壇し、離婚後に飲食店とコールセンターの掛け持ちで生活していた時期から、糸満市が実施するデジタルスキル講座の受講、グラミン日本のBPO事業での就労を経て、現在はチームの新人教育を担うまでに至った3年間の経験を語りました。BPO事業チームリーダーの酒徳さゆり氏からは、メンバーの自主性を重視し「基本的に任せる」姿勢で運営するチーム運営の考え方が共有されています。このほか、マイクロファイナンスを活用した起業支援や、地域の人事部・淡路島における連携事例も紹介されました。

スポンサーリンク

DAY2:AI時代の新しい働き方とコミュニティの展望

ワークショップの様子

2日目のセッションでは、世界経済フォーラムの「Future of Jobs Report 2025」の予測が紹介され、「AIは仕事をなくすだけでなく組み替える力を持つ」という視点が共有されました。新規雇用が1億7,000万人分生まれる一方、既存職が9,200万人分失われ、差し引き約7,800万人分の増加が見込まれるという内容です。

そのうえで、新しい就労機会を生む4つの要素として、以下の点が挙げられました。

  • 仕事を小さく分解すること

  • 働き方を選べること

  • チームで責任を分散すること

  • 伴走支援を入れること

これらの要素は、国内外の事例(しごとコンビニ、わたしごとJAPAN、Generation、Laboratoriaなど)とともに紹介されました。

また、実行団体からは、以下の事例が共有され、活発な意見交換が行われています。

  • 株式会社うむさんラボ(沖縄県): 「沖縄親子まつり」等のイベントを軸にした共創の場づくりと伴走支援の仕組み「MOAUP」

  • 株式会社きらり.コーポレーション(熊本県): 求人・人材育成のための総合プラットフォーム「COCO-JOB」とキャリアコンサルタント11名によるカウンセリング体制

  • 特定非営利活動法人mia forza(宮城県): AIを活用した広報・データ分析の取り組み(ひとり親家庭の不登校に関する独自調査など)

最終セッションでは、休眠預金等活用事業終了後の実行団体間の連携について、「何を持ち寄れるか」「どんなコミュニティが望ましいか」「何をやりたいか」という3つの問いをもとにディスカッションが行われました。スキルやノウハウの相互シェア、キャパシティに応じた仕事の融通、首都圏と地方の連携などの具体的なアイデアに加え、参加団体から「協同組合」設立の提案も生まれています。

グラミン日本からは、事業終了後も継続的な連携を図るため、8月より月1回のオンライン懇談会「ざっくばらん会」の実施が案内されました。理事長の百野氏からは、今後の連携の方向性として「①ナレッジの共有、②データの共有、③協同組合の設立・推進」という3段階のロードマップが共有されています。

スポンサーリンク

今後の展望

グラミン日本は、休眠預金等活用事業だけでなく、今回のネットワーク会合を通じて生まれたつながりや構想を大切にしながら、実行団体とともに、シングルマザー・ひとり親家庭の経済的・精神的自立支援の輪を広げていくとのことです。

ネットワーク会合の詳細レポートは下記よりご覧いただけます。
https://kyuminyokin.grameen.jp/news/networkmeeting2026

各実行団体のプログラム募集や活動レポートなどの情報は、休眠預金事業特設サイトにて随時発信されています。
休眠預金事業特設サイト:
https://kyuminyokin.grameen.jp/news#report

スポンサーリンク

一般社団法人グラミン日本について

ムハマド・ユヌス博士により、バングラデシュに設立されたマイクロファイナンス機関「グラミン銀行」の日本版として2018年に設立されました。グラミン銀行は、生活困窮層の自立を支援した功績により2006年にノーベル平和賞を受賞しています。「誰もが活き活きと社会で活躍する持続可能な社会」の実現をビジョンに掲げ、主に生活困窮の状態にある女性に対して、生活資金ではなく「起業や就労の準備資金」を融資するマイクロファイナンスと、多様なパートナーとの共創によって生まれる「一歩を踏み出す機会」を提供することをミッションとしています。

  • 所在地: 東京都中央区日本橋室町

  • 設立: 2018年9月13日

  • 代表者: 理事長 百野 公裕

  • 団体概要: 生活困窮の状態にある方へ無担保で小口融資を行うグラミン銀行の日本版

  • 事業内容: マイクロファイナンス/小口融資、就労支援

ホームページ:
https://grameen.jp/

その他、SNS公式アカウントはこちらです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

×
タイトルとURLをコピーしました