製品連携の背景
近年、ハイブリッドワークの普及に伴い、VDI(仮想デスクトップ基盤)とVPNを組み合わせた従来のリモートアクセス環境は、いくつかの課題に直面していました。具体的には、VMwareなどのハイパーバイザーライセンスや複雑な構成によるコスト増大、従来型VPNの運用負荷および脆弱性リスク、そしてトラフィック増大に伴う拡張性の限界などが挙げられます。
アセンテック株式会社が提供する「リモートPCアレイ」は、物理PCを活用することでこれらのVDIの課題を解消し、高性能かつ安定したリモート環境を提供してきました。今回のCloud Secure Edgeとの連携により、ネットワークアクセスのセキュリティ課題も同時に解決し、より高度で安全なリモートアクセス基盤の実現を目指します。

サービス連携による主なメリット
今回の連携により、以下の主要なメリットが期待されます。
セキュリティの抜本的強化
従来のVPNのような「境界防御」への依存から脱却します。Cloud Secure EdgeのVPNaaS(VPN as a Service)機能を利用することで、社内ネットワークへの入り口をクラウド上に隠蔽し、認証されたユーザーのみが物理PCカートリッジへアクセス可能となります。これにより、VPN機器の脆弱性を狙った攻撃リスクが最小化されます。
インフラコストの最適化
「リモートPCアレイ」によるハイパーバイザー不要の構成に加え、Cloud Secure Edgeの採用により、高価な物理VPNの導入・更新費用が不要となります。ネットワークからエンドポイントまで、資産を持たないOpEx(運用費)モデルへの移行が支援されます。
運用管理負荷の軽減と迅速な導入
「リモートPCアレイ」の迅速な物理展開と、クラウドから一元管理可能なCloud Secure Edgeを組み合わせることで、IT部門の管理工数を大幅に削減します。パッチ適用やスケールアップもクラウド上で完結するため、拠点拡大やユーザー増減にも柔軟に対応可能です。
一貫したユーザーエクスペリエンス
他ユーザーの影響を受けない「リモートPCアレイ」の物理リソースと、グローバルなクラウドバックボーンを活用したSonicWallの低遅延アクセスにより、設計・開発業務など高負荷な業務でもストレスのないリモートワーク環境が提供されます。
リモートPCアレイについて
「リモートPCアレイ」は、1Uサイズの筐体に複数の物理PCカートリッジと、仮想デスクトップに必要なコンポーネントを集約したリモートアクセスソリューションです。20年以上にわたる仮想デスクトップの販売・構築実績で培ったノウハウを結集し、自社企画・開発されました。
従来の仮想デスクトップは、高いセキュリティと柔軟なテレワーク環境を提供する一方で、構築・運用には高度なITスキルと長期間を要することが課題でした。リモートPCアレイは、強固な安全性を維持しながら「PC集約率の向上」「導入コストの削減」「導入期間の短縮」「保守運用性の向上」を追求しています。その優れた運用性が高く評価され、現在では企業や自治体において多数の導入実績があります。

リモートPCアレイの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.ascentech.co.jp/solution/rpa/rpa.html
今後の展望
アセンテック株式会社とSonicWall Japan株式会社は、今後も共同でのマーケティング活動および技術検証を通じ、日本の製造業、金融業、自治体など、高いセキュリティとパフォーマンスが求められる組織に対し、最適なリモートアクセスソリューションを提案していく予定です。





コメント