ブランド立ち上げの背景
企業におけるAI活用は、生成AIやAIエージェントの普及により、一部の従業員による利用や個別業務の効率化から、業務プロセスや組織、意思決定のあり方を再設計する段階へと移行しつつあります。
パーソルワークスイッチコンサルティングが2025年12月に公表した「生成AI・RPA導入実態調査2025」(従業員300名以上の企業でDX・AI導入に関与する担当者・決裁者1,000名対象)では、企業の約9割がAI・RPAを導入・検討している一方で、効果実感は既存業務の効率化が中心であり、全社展開に向けては人材育成やルール整備が課題であるという実態が明らかになりました。このブランドは、AI導入が進む中で、業務成果への接続や組織的な活用に残る課題に対する具体的な支援策として立ち上げられました。

調査対象者の約8割がAIとの協働に前向きであり、AIに期待する役割として「アドバイザー」(33.7%)や「パートナー」(24.3%)が上位に挙げられています。これらの結果から、企業のAI活用は「AIを導入する段階」から「AIを業務や意思決定へ組み込み、事業成果へ接続する段階」へ移行する必要があると捉えられています。このような企業変革の目指す姿を「AI-Native」と定義しています。

AI-Nativeとは、AIを単なる効率化ツールとしてではなく、業務・組織・意思決定の前提として組み込み、業務を通じて企業固有の知見が組織に蓄積され、継続的な業務成果と企業価値の向上につながる状態を指します。

「Switch → AI-Native」の特徴
「Switch → AI-Native」の最大の特徴は、サービスメニューの豊富さだけでなく、それらを束ねる推進体制にあります。AI活用においては、企画・開発・運用を異なる担い手が分担することで、構想と現場、開発と定着の間に断絶が生まれがちです。
パーソルワークスイッチコンサルティングは、業務・組織・テクノロジーの専門家と、顧客企業のAI推進担当・業務部門・IT部門が一つの推進チームを組成する「チーム型FDE」として支援します。企画・開発・運用を同一チームで担い、特定の製品に依存せず全体最適で設計します。「導入して終わり」ではなく、成果が出る仕組みを業務に定着させ、顧客企業が自ら運用・改善を続けられる状態を実現します。

「Switch → AI-Native」は、ツールの選定・導入にとどまらず、業務、判断、組織の再設計からAIの実装・定着・内製化までを一体で支援するものです。AI戦略、業務変革、AIエージェント・自動化、組織・人材変革、AIガバナンスなどの専門サービスを、「何をAIに任せ、何を人が判断し、どの知見を組織に残すか」という共通の思想と支援体系のもとで展開します。これらの専門サービスは、チーム型FDEが横断的に提供します。
4つの共通支援ステップ
- 診断:対象業務と投資優先順位を決定します。経営・業務課題、利用可能なデータ、判断の複雑性を確認し、AIを適用すべき業務と投資優先順位を明確にします。
- 再設計:人・AI・自動化の役割を定義し、業務を再構築します。何を人が判断し、何をAIへ任せるかを定義し、人・AI・自動化が連携する業務プロセスとガバナンスへ組み立て直します。
- 実装:判断・ナレッジをAIに組み込み、業務で運用します。企業固有の判断基準やナレッジを構造化し、必要なAIエージェント・自動化機能を業務へ組み込みます。AIが選択肢を提示し、人が最終判断を行う運用を整えます。
- 定着・改善:顧客企業が自ら運用・改善を続けられる状態を目指します。利用状況と業務成果を確認し、参照データ・判断ルール・業務プロセスを継続的に改善します。運用・内製化に必要な仕組みと体制を整えます。
各ステップの詳細な進め方は、「Switch → AI-Native」公式サイトおよびサービス紹介資料で紹介されています。
事業目標
パーソルワークスイッチコンサルティングは、「Switch → AI-Native」をAI変革支援事業の中核に位置づけ、FY28までに約150社を支援し、売上50億円規模の事業へ拡大することを目指しています。AI変革支援を、同社の新たな事業の柱に育てる計画です。人事、営業、管理部門、業務オペレーション領域を中心に支援を広げる予定です。

AI活用の「本番化」に向けた課題整理から始められます

「Switch → AI-Native」は、AI活用が一部の従業員・業務に偏っている、PoCから本格運用へ進めない、業務や判断が特定の人材に依存している、複数のAI・自動化製品を全体最適につなげられていないといった課題を持つ企業を対象としています。現状と検討論点の整理から支援を開始できます。
新ブランド「Switch → AI-Native」の公式サイトはこちらです。
https://www.persol-wsc.co.jp/service/switch-ai-native/
責任者コメント

パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社 テクノロジーコンサルティング事業部長 執行役員 シニアパートナー 熊倉 晃太氏は、次のように述べています。
「AIを導入し、利用できる人を増やすだけでは、企業の競争力にはなりません。問われるのは、AIを前提に業務や意思決定のプロセス(体制/仕組み)をつくり直し、企業固有の経験と判断を、組織全体で活用・改善できる仕組みへ変えられるかです。『Switch → AI-Native』を通じて、お客さまと一つのチームを組み、構想から実装、定着までを分断させることなく支援します。成果が業務に定着し、お客さま自身が改善を続けられる状態の実現に取り組みます。」
パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社について
パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社は、戦略や制度設計、システムの導入からデータ活用・実務運用改善まであらゆる人事課題を解決する「人事コンサルティング」と、AIやAutomation技術の活用によりBPR(Business Process Re-engineering)を実現する「テクノロジーコンサルティング」の2つの領域で事業を展開しています。「パーソルグループの人と組織の課題解決力を活かし、業務とテクノロジーコンサルティングで“はたらき方を転換”する」というミッションを掲げ、顧客の課題解決と人と組織の生産性向上を実現していくとしています。
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