早稲田大学生の就職志向に3か年で変化が見られます
本調査の3か年データから、早稲田大学生の就職活動における志望企業、志望理由、就職活動で意識している点の3つの観点での変化が整理されました。
志望企業に広がりが見られます
伊藤忠商事と三菱商事は3か年連続で1位・2位を維持し、三井物産・住友商事を含めた総合商社が継続して上位に並んでいます。また、三井不動産・三菱地所のデベロッパー2社も3か年を通じて上位に位置しており、早稲田大学生にとって商社・不動産・金融が安定した第一想起群を形成していることがうかがえます。
一方で、27卒ではソニーグループ・味の素・損害保険ジャパン・三井住友銀行が新たにTOP10へ浮上しており、上位企業の業種構成に広がりが見られます。
志望理由が「企業の安定性」重視へ変化しています
「業界上位だから」という志望理由は、25卒の19.1%から27卒では25.2%へと上昇し、選ばれた理由の中で最も高い割合となりました。「業績が安定しているから」も25卒の10.3%から27卒の13.8%へとゆるやかに上昇する傾向が見られます。
これに対し、「やりたい仕事ができそうだから」という理由は25卒の20.1%から27卒では9.4%へと低下しています。このことから、仕事内容そのものよりも、企業の規模や業界内での位置づけ、安定性を判断材料にする傾向への変化がうかがえます。
就職活動で「社会的価値の確認」を意識する傾向が強まっています
最も大きな変化は「第一志望企業の内定をもらう」という意識で、25卒の54.4%から27卒では22.6%へと大幅に低下しています。これに加えて、「時間をかけて納得のいく就職活動を行なう」も25卒の31.4%から27卒の15.7%へと低下しています。
一方で、「就職活動を通して、自分の社会的価値を確認する」という意識は25卒の18.1%から27卒では23.9%へと上昇しています。これは、特定の1社にこだわって長期間をかけるよりも、複数の企業を比較しながら自分に合う進路を見極めようとする姿勢への変化を示唆しています。「業界を絞らず、様々な企業を見てみる」が3か年とも3割台で推移している点も、この傾向と整合しています。
早稲田大学生の就職活動における3か年の変化に関する詳細レポートは、以下のリンクからご覧いただけます。
早稲田大学生 就職活動3か年変化レポート

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