生成AI時代の新たな課題「AIとの対話が残らない」を解決
AIとの対話を成長の資産に。Stockr MCP連携の開始を告知するイメージ。
株式会社ビルディットは、ふりかえりノートアプリ「Stockr(ストッカー)」において、ChatGPT・Claudeと接続するMCP(Model Context Protocol)連携機能を2026年7月22日よりβ版として試験提供を開始しました。この連携により、AIとの対話中に得た気づきをStockrに簡単にストックできるようになり、また過去のふりかえりをAIが参照した対話が可能になります。これにより、生成AIがもたらした「対話は増えたのに何も残らない」という新たな課題の解決を目指しています。
デロイト トーマツ グループの調査では、売上1,000億円以上の企業の部長クラス以上700名のうち95.6%が「生成AIを既に導入している」と回答しています。ビジネスパーソンの思考の多くがAIとの対話の中で行われるようになっている一方で、対話で得た気づきがチャット履歴に埋もれ、後から見返されにくいという実情がありました。この状態は「思考の使い捨て」と捉えられ、思考を資産化するインフラの不在が社会人の成長を支える上で重要な課題と考えられています。
「Stockr MCP連携」の概要
Stockrは、日々の気づきや感情を短く記録し、過去の記録を「再発見」することで自己理解や成長につなげるふりかえりノートアプリです。2026年7月時点で累計7.9万ダウンロードを突破しています。
このたび提供が開始されたMCP連携により、Stockrの契約者は以下の機能を利用できます。
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気づきのストック: ChatGPT・Claudeとの対話中に「今の気づきをストックして」と伝えるだけで、ふりかえりとしてStockrに記録されます。これにより、日々のふりかえり習慣に自動的に合流することが可能です。
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過去の自分の参照: 「先月の自分は何を考えていた?」などとAIに問いかけると、AIが本人の蓄積されたふりかえりを読み取り、その人の価値観や経験を踏まえた対話や助言を返せるようになります。
自己分析アプリの画面で、ユーザーが自身の強みについてチャット形式で振り返り、その結果を「Stockr」に保存する様子。
AIに許可される操作は「ふりかえりの読み取り」と「新規ストックの投稿」の2つのみで、読み取りの対象や投稿は本人が対話の中で指示できます。また、AIアシスタントとStockrの接続は本人の認証・同意に基づいて行われます。
対応クライアントはChatGPT・Claudeで、順次拡大予定です。Stockrの契約者は追加料金なしで、AIクライアントアプリの設定のみで利用できます。接続方法や対応環境の詳細は、公式ドキュメントで確認できます。
「ふりかえり」の価値と習慣化エンジン
「ふりかえり」の価値は、政策・研究の両面で裏づけられています。経済産業省は2018年に「社会人基礎力」を改訂し、概念図の中心に「リフレクション(振り返り)」を位置づけました。また、ハーバード・ビジネス・スクールの研究チームによるフィールド実験では、業務研修の最後の15分を振り返りの筆記に充てたグループが、その時間も学び続けた対照グループよりも最終テスト成績が22.8%高いという結果が示されています。
一方で、ふりかえりは「続けること」が最大の難所です。今回の機能は、日常となったAIとの対話をふりかえりの入り口に変えることで、この実証された価値へのアクセスを広げることを目指しています。なお、Stockrの調査では、継続利用でスコア1,200以上に達したユーザーの約6割が「成長を実感」と回答しています。
ストックされた気づきは、株式会社ビルディットが特許を取得した習慣化支援エンジン(特許第7618320号)に接続されます。このエンジンは、一人ひとりの習慣化フェーズを4段階で判定し、声かけのタイミングと内容を個別に自動最適化することで、続けやすさを支援します。記録の保存にとどまらない継続支援が、汎用のメモ・ノートツールとの違いです。
社会人教育・研修事業者向けに実証パートナーを募集
企業研修・eラーニング・コーチング・リスキリング支援の事業者が長年向き合ってきた課題の一つに、研修内容が現場の行動変容につながるかという「研修転移」があります。
今回のリリースにあわせて、株式会社ビルディットは、研修・講座と「ふりかえり習慣」を組み合わせた定着プログラムの実証パートナーを2社程度募集しています。実証期間は約6ヶ月で、受講前後のふりかえり設計から効果測定まで伴走するとのことです。受講者本人のふりかえりの内容は本人だけのものであり、研修事業者や所属企業が閲覧する仕組みはありません。実証と並行して、研修サービスへの組み込みなど提携の相談も受け付けています。
実証パートナー・提携のお問い合わせは、stockr-biz@bldt.jp までご連絡ください。
代表コメントと今後の展開
株式会社ビルディット 代表取締役 富田陽介氏のポートレート。
株式会社ビルディット 代表取締役の富田陽介氏は、「AIは、働く人が答えにたどり着く速度を劇的に上げました。しかし、その経験が本人の中に残り、成長に変わる仕組みは、まだ十分に確立されていないと私たちは考えています。AIとの対話が増えるほど、流れて消える気づきも増えていく——そう感じている方は多いのではないでしょうか。当社は累計80万投稿のふりかえりデータと、特許を取得した習慣化技術で、この課題に取り組んできました。Stockrが担うのは、自分の思考を資産として蓄積しふりかえる『記憶のレイヤー』です。人材育成に携わる事業者の皆さまと、働く人の成長が定着する社会をつくっていきたいと考えています。」と述べています。
今後の展開として、MCP連携β版(ChatGPT・Claude対応)は提供中で、対応クライアントは順次拡大予定です。また、ビジネスコミュニケーションツール(Slack・Microsoft Teams等)との連携も構想段階にあります。法人向け「ビジネスStockr」における内定者フォローから新卒育成プログラムの本格展開も準備中で、大学との産学連携の実績をふまえ、キャリア教育・就職支援領域への拡大も視野に入れているとのことです。
サービス概要
ふりかえりノートアプリ「Stockr」
自己成長を支援する「Stockr」アプリのプロモーション画像。
「Stockr」は、振り返りを通じて自己理解や言語化力を深め、自信と成長につなげる振り返りノートアプリです。日々の思考や感情を記録する「ストック機能」、過去の記録から気づきを得る「再発見機能」、AIによる「ビジョン設定コーチング」「AIコメント」「価値観診断」などを提供し、書いて終わりにしない振り返り体験を支援しています。
自律人材育成プラットフォーム「ビジネスStockr」
自律人材育成プラットフォーム「Stockr」のロゴと名称、学習進捗のグラフやメモ機能が表示された画面。
「ビジネスStockr」は、従業員の振り返り習慣を通じて、自律的な成長と組織改善を支援する法人向けプラットフォームです。従業員の自己理解や主体性を高めるとともに、業務改善や行動変容を促進します。管理者向けダッシュボードでは、振り返りの実施状況や傾向を可視化でき、1on1やフィードバックの質向上、マネジメント改善にも活用可能です。
会社概要
株式会社ビルディットは、「Your growth, improve the world. (一人ひとりの成長が、世界をより良くする)」をスローガンに掲げ、学ぶことの楽しみ・豊かさ・充実をつくり出せる仕組みづくりに取り組んでいる教育テクノロジー企業です。
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会社名: 株式会社ビルディット
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代表者: 代表取締役 富田 陽介
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所在地: 東京都八王子市東町1-14 橋完ビル4F
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URL: https://bldt.jp/
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設立: 2016年3月
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資本金: 525万円
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従業員数: 6名(アルバイト・業務委託を含む)
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事業内容: ふりかえりアプリ「Stockr」関連事業開発・サービス提供、教育/育成関連事業DXコンサルティング
本件に関するお問い合わせは、社会人教育・研修事業者の方は stockr-biz@bldt.jp まで、法人でのご利用検討の方はこちらのサイト内フォームをご利用ください。





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