NTTドコモビジネス、Nutanixソフトウェアの「完全従量課金」クラウドサービスを開始
NTTドコモビジネス株式会社(以下、NTTドコモビジネス)は、法人向けクラウドサービス「Smart Data Platform」(以下、SDPF クラウド/サーバー)において、Nutanixのソフトウェアを活用した仮想化基盤の新サービス「ハイパーバイザー Nutanix」を2026年7月22日より提供開始します。
このサービスは、Nutanixライセンスを国内で初めて初期費用なし、最低利用期間なし、分単位課金の完全従量課金で提供するものです。物理サーバーのリソースを即座に増減できるため、コストの最適化と企業の柔軟なインフラ運用を支援し、システムのモダナイズ化とDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速に貢献すると見込まれます。
サービス提供の背景
近年、企業のDX推進が進む一方で、ITインフラ市場では仮想化ソフトウェアやハードウェアの価格高騰、サーバー調達の長期化が課題となっています。従来のオンプレミス環境では、初期費用や固定費の負担に加え、将来のリソース需要を予測して余裕を持った機材を先行購入せざるを得ず、過剰投資のリスクや構築リードタイムの長さが大きな負担となっていました。
このような状況から、レガシーなクラウドインフラ環境の複雑さを解消する統合プラットフォームとしてNutanixが注目されており、NTTドコモビジネスはこれらのニーズに応える形で本サービスの提供を開始しました。
「ハイパーバイザー Nutanix」の概要
本サービスは、物理サーバーにNutanixのソフトウェアを事前にインストールし、ライセンスから運用保守までをパッケージ化して提供するものです。これにより、企業はハードウェアを所有することなく、必要な時に必要な分だけサーバーリソースを確保でき、インフラコストの最適化と迅速なシステム運用が可能となります。
主な提供機能は以下の通りです。
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Nutanix ソフトウェア事前インストール型ベアメタルサーバーの提供
初期構築なしで即座に利用可能な環境を提供し、迅速な本番環境への移行をサポートします。 -
Nutanixソフトウェア機能
顧客の環境や規模に合わせて、「NCI-Starter」「NCI-Pro」「NCI-Ultimate」の複数のNutanixライセンスが選択可能です。既存のオンプレミス環境や仮想化ソフトウェアを使用した環境からスムーズな移行を実現するツール「Nutanix Move」をはじめ、ライセンスに含まれる豊富な製品・機能を活用できます。 -
運用保守
ハードウェアの保守からNutanixのソフトウェアサポート(Nutanix社への問い合わせ対応含む)までをパッケージ化して提供されます。SDPF クラウド/サーバーの窓口一つでインフラからライセンスまでフルサポートするため、運用・管理の手間を大幅に削減できます。
本サービスの主な特長
本サービスは、以下の4つの特長により企業のITインフラ運用を革新します。

- コスト: 初期費用や最低利用期間がなく、分単位での完全従量課金制を採用しています。これにより、小規模な環境や期間限定の検証、急激なリソース変動にも柔軟に対応し、無駄のないコスト運用が可能です。
- リードタイム: 物理サーバーの調達や初期キッティング、Nutanixのソフトウェアインストールといった複雑な初期構築が不要となり、オンデマンドでの「即時利用」が可能となります。
- 拡張性: 最低利用期間の縛りがなく、ポータル画面から必要なサーバーリソースを即座に追加・変更できます。需要予測の難しさを解消し、常に最適なインフラ環境を維持できます。
- モダナイズ化: AIやKubernetes(K8S)などのコンテナ技術を活用した高度な運用・管理に対応し、従来のレガシーシステムからモダンなクラウドネイティブ環境へのスムーズな移行を実現します。
移行代行ソリューションの提供
本サービスの導入にあたり、既存のシステム環境からの移行を支援するソリューションも提供されます。NTTドコモビジネスのエンジニアチームが、設計・構築からシステム移行、その後の運用保守までを一貫してサポートします。
提供開始日と利用料金
本サービスは2026年7月22日より提供が開始されます。
利用料金は以下のプランが提供され、スペックの希望に合わせて柔軟に選択できます。
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NCI-STARTER:4,300 円(税込4,730円)/コア
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NCI-PRO:5,800 円(税込6,380円)/コア
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NCI-ULTIMATE:7,000 円(税込7,700円)/コア
分単位課金の詳細な料金体系および支払方法については、サービス開始時にSDPF Knowledge Centerにて公開されます。
https://sdpf.ntt.com/services/nutanix/pricing/
申し込み方法
「Smart Data Platform ポータル」よりオンラインで申し込むことができます。詳細や導入に関する相談は、NTTドコモビジネス営業担当まで問い合わせが可能です。サービス詳細については、以下のリンクをご参照ください。
https://sdpf.ntt.com/news/2026072201
今後の展開
NTTドコモビジネスは、AI時代に最適な次世代ICTプラットフォーム「AI-Centric ICTプラットフォーム(R)」構想のもと、今後のサービス拡張や高度化を見据えた基盤整備を進めていく方針です。2026年度内には、サーバー費用の見直しを検討しているIT・システム部門や、急激なリソース変動に対応したいDX推進・サービス開発部門の顧客を中心に本サービスの導入・普及を推進していくとしています。
また、顧客の多様なビジネス変化や課題に迅速に対応するため、今後もNutanix社との連携のもと、さらなる機能拡充が計画されています。
エンドースメント
Nutanix Japan合同会社 コーポレートバイスプレジデント 兼 代表執行役員社長の今井 浩氏は、NTTドコモビジネスとの長年にわたる連携に触れ、「Smart Data Platform」ソリューションと移行支援サービスが、エンドユーザー企業の業務効率化とイノベーション推進を支援するものであると述べています。本サービスの提供により、本番環境への移行期間の短縮、移行リスクの低減、そして仮想化ワークロードと並行したクラウドネイティブおよびAIアプリケーションの容易な導入が期待されるとのコメントを発表しています。





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