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NTTデータGSLがAI時代の経営変革を加速する「Autonomous Enterprise支援サービス」を提供開始

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Autonomous Enterpriseとは

近年、人手不足やサプライチェーンの分断、地政学リスクの高まりなど、企業を取り巻く経営環境は大きく変化しています。このような状況下で、企業には迅速かつ柔軟な意思決定が求められています。また、生成AIをはじめとするデジタル技術の進展により、業務の自動化や高度化も進む一方、多くの企業では業務プロセスやシステムが部門ごとに分断され、AI活用が個人の生産性効率化にとどまるケースも少なくありません。

SAP社が提唱する「Autonomous Enterprise(自律型企業)」は、企業全体のデータや業務プロセスを統合し、AIを活用した状況把握・分析・意思決定・業務実行を高度に自動化することで、変化の激しい経営環境に迅速に対応できる企業モデルです。この実現には、人間の承認と判断をAI運用に組み込む「Human-in-the-Loop」による精度の高いAI運用が不可欠とされています。また、各業務にAIエージェントの適用が広がるにつれて、基幹業務に耐えうるデータ品質、システム連携、権限管理、監査、セキュリティ、運用統制を含む企業レベルの基盤整備が重要となります。

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サービス概要

NTTデータGSLは、SAP S/4HANA Cloudを中心とした基幹システムの導入・保守運用・拡張開発の実績と、SAP Business AI Platformを構成する各種技術要素を活用した基盤構築ノウハウを統合し、企業がAIエージェントを実業務で活用できる状態への移行を支援するため、本サービスの提供を開始しました。

本サービスは、SAP S/4HANA Cloudを中核とする基幹業務システムと、SAP Business AI Platformの活用に必要となるプロセス、データ、連携、ガバナンスの技術要素を組み合わせ、Autonomous Enterpriseの実現に必要な構想策定、アーキテクチャ設計、実装、定着化を支援する導入コンサルティングサービスです。

Autonomous Enterprise支援サービス概要

本サービスでは、以下の領域を中心に支援します。

  1. Autonomous Enterprise構想策定・ロードマップ策定
    経営・業務課題、既存SAPランドスケープ、データ活用状況、AI適用余地を整理し、AIエージェント活用を見据えた業務変革テーマ、実現ステップ、投資優先度を明確化します。
  2. AI活用に向けたデータ・連携基盤設計
    SAP Business Data Cloudによる業務データ活用と、SAP Integration SuiteおよびSAP Event MeshによるAPIベース連携・イベント駆動型連携を組み合わせ、AIエージェントに必要な最新データ、自律起動トリガー、システム・エージェント間の協調を支える連携基盤を設計します。NTTデータGSLは、SAP/Non-SAP、クラウド/オンプレミス混在環境でのSAP Integration Suite導入、SAP Event Meshによる業務イベントのハブ化、非同期・疎結合のリアルタイム連携、配信・購読設計のノウハウを有しています。これにより、ポイントツーポイント連携やバッチ処理に起因する遅延・複雑化・AI適用範囲の分断に対応し、プロセスチェーンを断絶させずにトランザクションを接続するAI活用基盤の構築を支援します。
  3. AIエージェントデザイン・ガバナンス設計
    社内外で利用されるAIエージェントと業務システムの関係を可視化し、利用範囲、権限、監査、セキュリティ、ライフサイクル管理を含むガバナンスを設計します。AIエージェントと人の役割分担をデザインし、業務にあわせたカスタムエージェントを整備します。また、必要に応じてSAP LeanIXなどを活用し、管理外のAI利用によるリスク低減を支援します。
  4. 実装・定着化・運用支援
    PoCから本番導入、既存業務への組み込み、運用設計、効果測定までを一貫して支援します。NTTデータGSLのSAP導入・保守運用経験を活かし、基幹業務の安定性を確保しながら、AI活用を段階的に拡大します。
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新組織「Autonomous Enterprise Transformation Office」を新設

本サービスの提供に向け、2026年7月より「Autonomous Enterprise Transformation Office」を新設しました。この組織は、これまで社内に蓄積してきた業務知識、SAPソリューション知見、プロジェクト方法論を横断的に集約し、顧客の状況に応じた導入アプローチを提示します。また、AI時代においては、これまでのSAPコンサルタントの知見に加え、「どこまでをAIに任せ、どこを人間が担うか」というAIと人の役割分担のデザイン力が重要になります。このため、Autonomous Enterprise Transformation Officeが、AI時代におけるSAPコンサルタントの知識拡充とマインドチェンジを推進します。

NTTデータGSLは、従来個別に語られることが多かった基幹システム、データ活用、システム連携、AIガバナンスを一体で捉え、顧客の業務変革に直結する形でSAPの基盤戦略を具体化します。これにより、企業は既存ERP資産を活かしながら、AIエージェントを安全に活用するためのロードマップと実装基盤を整えることが可能になります。

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SAPジャパンからのエンドースメント

SAPジャパン株式会社 Business AI Platform事業部 事業部長の高橋 佳希氏は、NTTデータ グローバルソリューションズによる「Autonomous Enterprise」支援サービスの提供開始を歓迎するコメントを発表しています。高橋氏は、SAPの提唱するAutonomous Enterprise戦略が、AI・データ・アプリケーションを一体的に活用し、生産性向上と競争力強化を実現するための重要なアプローチであるとし、本サービスが企業の自律型エンタープライズへの変革を支援し、新たな価値創出を加速させることに期待を寄せています。

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今後の展望

NTTデータGSLは、Autonomous Enterprise Transformation Officeを中心に、本サービスの提供体制を順次強化していく予定です。SAP S/4HANA Cloudへの移行やERPモダナイゼーションに取り組む顧客に対し、移行後のデータ活用、プロセス高度化、AIエージェント活用までを見据えた支援を拡充します。

今後は、財務、サプライチェーン、調達などの業務領域において、AI活用ユースケース、参照アーキテクチャ、導入テンプレートを整備する計画です。また、社内外の技術者育成やSAP関連組織との連携を進め、顧客の競争力強化と持続的な業務変革に貢献していくとしています。NTTデータGSLは、今後3年間で50社への本サービスの提供を目指しています。

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