開発の背景:企業独自の計算に残る「設定」と「Excel」の負担

月例給与や所得税、社会保険といった定型的な給与計算は、システムの導入により効率化が進んでいます。一方で、昇給や賞与支給額、制度変更に伴う調整金などは、企業ごとにルールが大きく異なり、制度変更のたびに計算方法も変化することが少なくありません。
このような企業独自の計算をシステム上で行うには、担当者が制度ルールを読み解き、設定項目に置き換えたり、個別にプログラムを開発したりする必要があります。また、変更頻度の低さや設定の複雑さから、Excelによる手作業での計算が残るケースも多く見られます。
「Combosite Functions AI」の仕組み:文書に書いたルールをAIが読み取り、計算
「Combosite Functions AI」では、企業が定めた計算ルールを文章や表形式で記載することで、AIがその内容を解釈します。その後、「Combosite人事給与」に蓄積された人事・給与データを参照し、計算結果を生成します。
例えば、昇給計算においては、評価や等級ごとの昇給率、昇給上限額、休職者の除外条件などを記載したルールに基づき、新しい基本給や昇給額が計算されます。このほかにも、昇給シミュレーション、賞与支給額の計算、制度変更に伴う調整金など、幅広い活用が想定されています。
「Combosite人事給与」と「Combosite Functions AI」の役割分担

パトスロゴスは、すべての給与計算をAIに置き換えることは想定していません。月例給与、所得税、社会保険、月額変更・算定基礎、年末調整など、法令や制度に基づき正確かつ継続的な処理が求められる業務は、「Combosite人事給与」の標準機能で引き続き対応します。
一方、昇給や賞与支給額、調整金など、企業ごとに条件が異なり、変更が生じやすい計算には「Combosite Functions AI」が活用される予定です。標準機能とAIを業務の特性に応じて使い分けることで、給与計算に求められる正確性を維持しながら、企業独自の制度や運用にも柔軟に対応できる仕組みの実現を目指しています。
今後の展望
「Combosite Functions AI」は現在、実際の人事・給与業務を想定した検証や機能・操作性の改善を重ねており、今後すべてのお客様が利用できる環境の実現に向けて開発を進めています。パトスロゴスは今後も、「Combosite人事給与」の標準機能と「Combosite Functions AI」を適切に組み合わせることで、給与業務に求められる正確性と、制度変更にも対応できる柔軟性の両立を支援していく方針です。
オンラインセミナーのご案内
パトスロゴスは、2026年9月3日より、給与業務におけるAI活用をテーマとしたオンラインセミナーを配信しています。「Combosite Functions AI」の構想について、より詳しい説明が提供されていますので、ご関心のある方は以下のページからお申し込みのうえ、視聴できます。
株式会社パトスロゴスについて
株式会社パトスロゴスは、日本の大手企業向けERP市場を切り拓いてきた牧野正幸氏が、2020年に「人事の未来を創る」ことを掲げて創業したHRテック企業です。大企業向けの人事ソリューションとして、HR共創プラットフォーム「PathosLogos」と人事・給与計算SaaS「Combosite人事給与」を提供しています。
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HR共創プラットフォームPathosLogos: https://www.pathoslogos.jp/erp/
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Combosite人事給与: https://www.pathoslogos.jp/combosite/
日本の大企業が最適な領域特化型HR SaaSを自由に選択できるようにし、すべての人事データを一元化することで、人事の未来を創り、人事の生産性向上に貢献しています。
株式会社パトスロゴス公式サイト: https://www.pathoslogos.co.jp/





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