副業人材の即戦力化に関する実態調査が示す受け入れ体制の重要性
副業マッチングサービス『lotsful』は、副業経験のある20〜40代の会社員558名を対象に、副業人材の即戦力化に関する実態調査を実施しました。この調査は、副業人材が最大限のパフォーマンスを発揮し、企業に貢献するための鍵がどこにあるのかを明らかにしています。

副業人材のパフォーマンス低下は「初期設計のズレ」が主因
調査によると、副業経験者の96.1%が、自身のスキルを十分に発揮できなかった、または期待された成果に届かなかったと感じる案件があったと回答しています。そのうち44.1%は「頻繁にある」と答えており、多くの副業人材が課題を抱えている実態が浮き彫りになりました。

パフォーマンスを発揮できなかった最大の要因としては、「自身のスキルとのミスマッチ(28.9%)」が最も多く、「業務範囲の曖昧さ(28.7%)」、「経営者や担当者とのコミュニケーション不足(28.5%)」、「本業との時間調整(28.5%)」が続いています。スキル面だけでなく、業務やコミュニケーションの設計が不十分であることが、パフォーマンス低下に影響を与えていると考えられます。

また、副業で成果が出なかった案件について、副業人材自身も改善の余地があったと感じる点として、「初期段階での確認不足(41.0%)」が最多で、「自身のスキル・経験の伝え方不足(38.8%)」、「本業との時間配分の見積もりの甘さ(37.5%)」が挙げられています。多くの副業人材が自身の改善点を認識しており、契約初期の丁寧なすり合わせが成果創出に重要であることが示唆されます。

副業人材が高い成果を発揮するには、目標の明確化と組織的な受け入れが鍵
副業案件で「非常に高い成果を出せた」「この組織に貢献したい」と強く実感したケースでは、企業側が「成果物の定義と評価基準の明確化(37.3%)」、「事業の社会的意義やビジョンの共有(36.2%)」、「定期的な1on1やフィードバック機会の設置(33.2%)」といった工夫を実施していたことが分かりました。アウトプットの期待値を事前に明文化し、事業の方向性や背景を丁寧に共有することが、パフォーマンス最大化につながると考えられます。

副業先で「自分はこの組織の一員だ」と実感するために最も重要だと思う要素は、「プロジェクトの難易度に見合った報酬(23.1%)」でした。これに「経営者やチームメンバーからの心からの感謝(20.8%)」、「経営判断に直結する情報の共有(19.9%)」が続いています。報酬面だけでなく、心理的な承認や情報共有が重視されていることから、副業人材を組織の一員として受け入れる姿勢が成果創出に結びつくことがうかがえます。

曖昧な指示や丸投げが人材の離脱を招く要因に
パフォーマンスを著しく低下させる企業(発注者)の特徴として、「『とりあえず丸投げ』で、目的が共有されない(38.9%)」が最多となりました。次いで「契約外の作業を当然のように要求してくる(38.5%)」、「指示が場当たり的で二転三転する(36.0%)」が挙げられています。業務設計やコミュニケーションの不透明さが、副業人材が本来の力を発揮できない環境を作り出していることが見て取れます。

副業案件を「契約更新しない」と決意する最大の理由については、「担当者とのコミュニケーションにストレスを感じた(19.5%)」が最も多く、次いで「報酬が見合わなくなった(17.9%)」、「自身の介在価値・役に立っている実感が得られなかった(16.7%)」が続きました。企業側の受け入れ体制や日常的なコミュニケーションが、パフォーマンスだけでなく、人材の継続意向にも大きく影響する可能性があります。

副業人材の約9割が中核ポジションへの参画に前向き
今後、副業でスタートアップや新規事業の「中核(リード・マネジメント層)」として参画することに興味があるかを尋ねたところ、「非常に興味がある(43.2%)」、「条件次第で興味がある(48.6%)」となり、全体の約9割が前向きな姿勢を示しました。多くの副業人材が、単なる業務支援に留まらず、より責任あるポジションでの関与を志向していることが明らかになっています。

これまでの副業経験で「自身のスキルを十分に発揮できなかった」と感じる案件が「頻繁にある」と回答した人の67.1%が、中核ポジションへの参画意向について「非常に興味がある」と答えています。この結果は、企業側がオンボーディング体制を最適化し、副業人材の高い挑戦意欲を「即戦力化」する仕組みを整えることで、社外の専門人材の価値を最大化できる可能性を示唆しています。
株式会社lotsful 代表取締役CEO 田中 みどり氏のコメント

株式会社lotsfulの代表取締役CEO 田中 みどり氏は、この調査から副業人材が単なる外部リソースではなく、事業成長を担う中核人材となり得るポテンシャルを持っていることが改めて明らかになったと述べています。特に、成果が出なかった経験を多く持つ人材ほど、中核ポジションへの参画意欲が高いという結果は、挑戦や試行錯誤の蓄積が次の価値創出につながることを示しているとのことです。
また、副業人材の活用においては、求める成果や業務内容を明確化することでミスマッチを防ぎ、活躍が期待できることも示唆されました。一方で、パフォーマンス低下の背景には、スキルミスマッチや業務範囲の曖昧さ、初期段階でのすり合わせ不足といった「受け入れ設計の課題」が多く存在していると指摘しています。企業側が成果物や期待値を明確化し、副業人材を組織の一員として迎え入れる体制を整えることが、その力を最大限に引き出す鍵になると考えているとのことです。
lotsfulでは、今後も副業人材と企業の最適なマッチングおよびオンボーディング支援を通じて、個人と企業双方の価値創出を支援していく方針です。
副業プロフェッショナル人材の活用支援サービス『lotsful(ロッツフル)』について
『lotsful』は、利用企業数2,800社を超え、5万件以上の案件を支援してきた副業人材サービスです(2026年8月時点)。

副業人材へのメリット
『lotsful』では、事業開発、営業、マーケティング、人事、広報、経営企画など、ビジネス職を中心に多様な案件を取り揃えています。専任のタレントプランナーによる無料インタビューを通じて、副業未経験者も安心して挑戦できる環境が提供されています。原則リモートで、週に1回・4時間からなど、柔軟な働き方で副業をスタートすることが可能です。
サービスサイトはこちらです。
https://lotsful.jp/
業務を依頼する企業側へのメリット
企業は、豊富な経験や実績を持つ数万人のハイスキル人材を、社内リソースが不足している分野で活用できます。課題の整理、体制構築、業務切り出しのサポートから、業務委託時の煩雑な契約周りまで、lotsfulの豊富な人材支援ノウハウを活かしたオンボーディングサポートが実施されます。契約・労務管理等、現役プロ人材活用の仕組み構築まで支援が提供されます(契約形態は業務委託となります)。
企業向けサイトはこちらです。
https://lotsful.jp/brand/lp
また、人材の活用支援にとどまらず、副業解禁や人材流動化を目的とした社内副業制度の設計、インナーブランディング支援など、多様な働き方を推進するためのコンサルティングサービスも提供されています。
株式会社lotsfulについて
株式会社lotsfulは、労働力不足が加速する社会において、個人の持つスキルを解放・流通・育成し、企業に複数の専門性を組み合わせながらアジャイルにプロジェクトを前進させられる組織文化を実装することで、人材の流動化を促し、社会の発展を目指しています。主軸事業である副業人材マッチングサービス『lotsful』を通じて、副業を通じたキャリアの拡張やスキル活用を支援するとともに、企業の即戦力となる外部人材活用を通じた事業成長の加速を支援しています。
企業サイトはこちらです。
https://corp.lotsful.jp
『lotsful』サービスご利用に関するお問い合わせは、以下のメールアドレスからお願いいたします。
support@lotsful.jp





コメント